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2011年12月23日 (金)

用語~局所実在論~

石川真之介著「マンガ量子力学」講談社ブルーバックスを購入した。とくに第2章の記述で

その中で局所実在論という用語があります。ここでいう実在とは物理量ははじめから与えられており、観測とはそれを確認する作業のことらしいです。局所とは相対論的因果律、同時で離れた場所での因果的結びつきを排する考え方です。相対論で出てくるタイムライク時間的ですかね。古典力学は局所実在論に基づいていますが量子力学だとそれでは説明できない現象があるということです。詳しくは本を読んでみてください。

古い教科書だと局所実在論なる言葉は出てこない。これは最近のことなので古い知識も更新していかなければなりません。

(この後も追加の予定)

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量子力学」カテゴリの記事

コメント

局所実在論は、古典力学より広い理論を指します。 
「新版 量子論の基礎」p231に図が載っています。
「局所」とは、具体的には、
ある地点で行われた行為とか現象によって、光円錐の外にある実験結果が変わることはない
ということ(同書p214)で、
物理理論の最も基本的な、要請です。勿論、量子力学も、これを満たします。
もし、光円錐の外にある実験結果が変わるよなことが、あれば、別の適当な慣性系から見ると、
未来の行為により現在の実験結果が影響を受けるとか、
現在の行為により過去の実験結果が影響を受けるとか の不合理なことが生じます。

>実在とは物理量ははじめから与えられており、観測とはそれを確認する作業のこと
簡単に言えば、「わからないだけで、測定時点では、すでに決まっている」
だから、「観測とはそれを確認するだけ」ということで、
極めて、当たり前のような気がします。
しかし、、、
量子力学は、p231に図にあるように、この実在論より広い理論です。
「数理科学」2009年2月号 によれば、局所非実在論 とあります。

詳しくは、「新版 量子論の基礎」第8章 に書かれています。
「数理科学」2009年2月号「21世紀の量子力学的世界像」も、非常におもしろいですから、
読まれることを、お勧めします。
バックナンバーは、
http://www.saiensu.co.jp/?page=book_details&ISBN=4910054690293&YEAR=2009

kafukaさんさっそくのコメントありがとうございます。
最初の「局所」の方だけどEPRパラドックスでは非局所的相関があるなどで相対論には限界あるということですか?というか相対論の範囲外ということなんでしょうか?
清水さんの本も読み始めたばかですが新しい内容で古典に馴れた頭では新鮮過ぎます。

>EPRパラドックスでは非局所的相関があるなどで相対論には限界ある
それは、誤解です。結果的に光円錐を越えて相関が生じますが、
あくまで、自分の所(つまり局所)に来た「向こうへ行く状態」と「こっちへくる状態」の重ね合わせ
からベルの定理が破れ、相関が生じます。
詳しくは、第8章に書かれています。
それから、この本を読み進めるには、線形代数の知識が、大学1年レベルで十分ですが、
必須です。
簡単なものでいいので線形代数の参考書を読まれることを、お勧めします。
僕は、最初、全然わからなかったので、
母校の科目履修生になって、専攻科で線形代数を半年 習いました。

はじめまして、偶然見つけて読み始めました。50代から勉強を始められたという
ことで、忙しいことを理由に勉強を怠っている私には非常に刺激になりました。
頑張って下さい,応援しています。

kafukaさんベルの不等式のところまでは行っていませんので新版量子論の基礎をしっかりやりたいと思っています。

アトムさんはじめまして
よろしくお願いします。
>50代から勉強を始められたということで
同年代の人と話す機会がありましたが、あまりにも消極的ふがいなかったので頑張ろうという気が起こりました。詳しくは「動機について」の記事に書いてあります。これからもいろいろ新しいことにチャレンジしたいと思っております。

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